2015年の協会からのお知らせ
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
2015年1月1日
年頭に際しまして、まずは皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
旧年中は、「人と動物の共生」を目指す本協会に特段のご理解とご協力を賜りました。感謝いたしております。
本年は未年で、動物では羊が充てられます。広大な緑の牧場で、羊の大群が悠々と草を食んでいる風景はあまりにも美しいものです。この羊は犬に次いで、紀元前6,000年頃の中石器時代に人間社会に仲間入りし、神聖な動物として考えられてきたようです。漢和辞典をひもといてみますと、羊に関わる諺はともかくとして、羊の字は善・美・義・祥・翔などの一部として使われています。当然のことながら、これらの文字は、いずれも神への関わりを示す神聖なものと考えられています。ご存知のように、「真善美」は、人間の最高の理想を集約したものとされています。
本協会は、この羊にあやかって、「急がずに、休まずに」そして「清く、正しく」をモットーに、会員の皆様は勿論のこと、多くの善き皆様のご協力をいただき、共に動物の愛護活動に精進したいと考えております。昨年の10月には、経費削減の一策として、事務所を移転しました。本年は、ぜひとも「飛翔」の年にしたいものです。
本年も皆様の相変わらぬご支援を切にお願い申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
公益財団法人 日本動物愛護協会
理事長 杉山 公宏