2011年のその他のお知らせ
東日本大震災
東日本大震災動物救援活動のご報告
2011年11月8日
東日本大震災により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
財団法人日本動物愛護協会は、この震災に際し、緊急災害時動物救援本部(財団法人日本動物愛護協会、公益社団法人日本動物福祉協会、公益社団法人日本愛玩動物協会、社団法人日本獣医師会の4団体で構成)の事務局として、皆様方のご支援、ご協力をいただきながら、被災動物の救援活動に取り組んでおります。
本協会では、中川理事長と会田常任理事が、緊急災害時動物救援本部(以下、「救援本部」)のそれぞれ本部長、救援推進部長として、震災直後より主導的役割を果たしてきております。
また、福島原発警戒区域内住民の一時帰宅が始まった5月からは、馬場國敏評議員(獣医師)と谷茂岡良佳業務課長(動物看護師)とを福島に派遣し、救援本部が取り組むシェルター活動等、現場の中核として活動しています。
以下、これまでの活動の概略をご報告いたします。
3月
・東日本大震災発生。被災地自治体への被害状況調査を開始。・救援本部緊急会議を開催し、救援体制を検討するとともに、募金活動を開始。
・被災地への支援物資の搬送及びボランティアの派遣を開始。
・一般の方々から寄せられる支援物資の拠点を設置。
4月
・被災地の視察調査を実施。・動物救援に係る活動支援金の交付申請の受付を開始(4月下旬より、交付開始)。
5月
・福島原発警戒区域内住民の一時帰宅時における動物救援活動を実施。・中川本部長、会田救援推進部長による福島視察を実施するとともに、福島県側と救援体制について協議。
・馬場國敏評議員、谷茂岡良佳業務課長を福島へ派遣。
6月
・福島原発警戒区域内住民の一時帰宅が本格化。引き続き、動物救援活動を実施(8月まで)。7月
・馬場評議員が元中古車販売店を改装してシェルター活動を開始(後に、救援本部直轄シェルターとして運営)。警戒区域内で保護された犬猫を中心に収容。8月~10月
・引き続き、直轄シェルターにて犬猫それぞれ40頭前後を保護収容。詳しくは、救援本部のHP(http://doubutsukyuen.org/)をご覧下さい。
今後とも皆様よりのご理解・ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。