命の危険にさらされることもあるので、涼しい場所に移動させ、水分補給をし、体を冷やすために濡れたタオルをかけたり、常温の水道水をかけたりします。症状が落ち着いたら、動物病院を受診しましょう。意識がない場合は体を冷やしながら、早急に動物病院へ。
★こちらのページも参考にしてください。
公園などの土の上はアスファルトよりも涼しいです。
木の陰など日陰、クーラーの効いている室内など とにかく涼しい場所へ移動しましょう。
犬は人間のように汗をかいての体温調節ができません。お水が飲めない場合には、冷たいタオルで体を拭いてうちわで仰ぐ、水道水をかけるなどして冷やしてあげてください。
症状(ふらつき、体の熱さ、苦しそうな呼吸)が落ち着いたら病院へいきましょう。
熱中症は、私たち人間と同じように環境を整えてあげれば未然に防ぐことができます。
目の届かない夏のお留守番中は、エアコン等を上手に利用し特に気をつけましょう。快適に過ごせる室温は25℃、湿度50%前後と言われていますが、個体差があるのでその子たちにあった快適な環境(設定温度)をふだんから観察しておきましょう。
一緒に暮らしている家族の「暑い!」というサインを見逃さず、そのSOSを見抜き、状態にあった対応をしましょう。特に高齢や病気の犬や猫は、気温の寒暖差や高湿度にも弱いので、熱中症のリスクが高くなります。除湿機能などを上手に利用し、過ごしやすい環境を作ってあげましょう。人間目線ではなく、犬猫目線で暑さと向き合いましょう。
様々な便利なグッズが販売されています。電気不要の大理石やアルミプレート、クールマット、アルミ製のねこ鍋、散歩時のクールベスト、四方を囲まれているジェルキューブ(保冷剤を入れて使い快適のようですが、結露して水浸しになるという話も聞きますので、濡れて困る場所での使用に注意)等々。
また、噛み癖のあるなしによっても使えるグッズが変わるので、はじめて使用する際は様子を見守りましょう。
まずは熱中症について
知ってください
まずは飼い主さんは
落ち着くことが大事です
人間と動物の「快適」には
温度差があります
トリマーさんからの
アドバイスがあります!
手のひらで地面に
触ってみてください。
熱中症だけでなく
悪天候や高齢時にも役立ちます