真夏は早朝でも気温が高いので、犬の様子をよく観察しながら散歩に行く必要があります。猛暑の時は、朝なら4~5時頃散歩に行くのが理想ですが、生活のリズムを崩してまで行くものではありません。夜もなかなかアスファルトの温度が下がらず、深夜まで出かけられないことも。日中の強い日差しによって、アスファルトやマンホールは高温になり、50℃を超えていることもあります。犬は人間よりも体が地面に近いため、照り返しの影響も受けやすく、飼主さんの想像以上に、高い気温にさらされています。
飼主さんご自身は日傘をさし、帽子をかぶり、靴も履いて(当たり前ですが)、小型犬を炎天下の中散歩している姿を見かけます。これは完全に「虐待」です。熱中症になる危険性も高いですが、足の裏(肉球=パッド)を火傷してしまいます。JSPCAにもそんな通報電話がこの時期は多く寄せられます。
散歩に行く前にぜひ、アスファルトに手を触れてみてください。裸足で歩いてみてください。「熱い!」と感じたら、無理して散歩へ行かず、室内で運動できる工夫をしてみましょう。
日頃から室内で排泄をする習慣をつけましょう。散歩=排泄ではありません。散歩はあくまでも運動やコミュニケーションをとる場だということを今一度考えてみましょう!
まずは熱中症について
知ってください
まずは飼い主さんは
落ち着くことが大事です
人間と動物の「快適」には
温度差があります
トリマーさんからの
アドバイスがあります!
手のひらで地面に
触ってみてください。
熱中症だけでなく
悪天候や高齢時にも役立ちます