 日本動物愛護協会の歩み
日本動物愛護協会の歩み
設立から半世紀を超えて
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	- 昭和23年
- 設立  前列左から3番目がレディー・ガスコイン会長 前列左から3番目がレディー・ガスコイン会長
 中央は斎藤弘吉書記長(理事長)
 
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	- 昭和25年2月
- 寄贈式  英国のP.D.S.A(動物疾病治療民団)より、巡回診察自動車寄贈を受け、現地での寄贈式。 英国のP.D.S.A(動物疾病治療民団)より、巡回診察自動車寄贈を受け、現地での寄贈式。
 翌年の3月、横浜港に到着する。
 
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	- 11月
- 人命救助の功労動物表彰  人命救助の功労動物を表彰するレディー・ガスコイン会長。多摩川に投身した老婦人を発見し飼い主に急報した。1歳4ヵ月の秋田犬。 人命救助の功労動物を表彰するレディー・ガスコイン会長。多摩川に投身した老婦人を発見し飼い主に急報した。1歳4ヵ月の秋田犬。
 
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	- 昭和26年3月
- 施療病院が完成  渋谷区千駄ヶ谷に完成した施療病院全景。同年4月6日に開所式を行い、監督1名、職員2名でスタートする。 渋谷区千駄ヶ谷に完成した施療病院全景。同年4月6日に開所式を行い、監督1名、職員2名でスタートする。
 
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	- 昭和28年12月
- 機関誌「動愛」発刊  斎藤理事長の悲願が実り、ようやく初めての機関誌「動愛」第1号が発行される。頒価10円、B5版6ページ 斎藤理事長の悲願が実り、ようやく初めての機関誌「動愛」第1号が発行される。頒価10円、B5版6ページ
 
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	- 昭和31年4月
- 関西の忠犬ハチ公  関西在住の動物愛護家からの書簡。不自由な身体ながら、亡き主人の墓参を1年も続けている。「関西の忠犬ハチ公」実話と写真。 関西在住の動物愛護家からの書簡。不自由な身体ながら、亡き主人の墓参を1年も続けている。「関西の忠犬ハチ公」実話と写真。
 
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	- 昭和32年5月
- 事務所改築  改築された当時の事務所、病院、犬・猫収容所の全景。中古車ながら診療自動車も前年に買い替えられた。 改築された当時の事務所、病院、犬・猫収容所の全景。中古車ながら診療自動車も前年に買い替えられた。
 
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- 里親希望者の来所  収容施設における動物たち。里親希望者が来所して選んでいる。 収容施設における動物たち。里親希望者が来所して選んでいる。
 
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	- 昭和32年9月
- 「犬の資料展」開催  本協会主催の「犬の資料展」が読売新聞社の後援により、三越デパートの特設会場で開催され、多くの来場者を集めた。 本協会主催の「犬の資料展」が読売新聞社の後援により、三越デパートの特設会場で開催され、多くの来場者を集めた。
 
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	- 昭和34年9月
- カラフト犬の記念像建立  東京タワーの下に南極観測で働いたカラフト犬の記念像を建立。未だに動物愛護のシンボルとして人気を博しているが、平成25年に極地研究所(東京・立川市)に移設。 東京タワーの下に南極観測で働いたカラフト犬の記念像を建立。未だに動物愛護のシンボルとして人気を博しているが、平成25年に極地研究所(東京・立川市)に移設。
 
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	- 昭和36年5月
- ガスコインさん来日  前会長のガスコインさんが来日。協会の玄関で記念撮影。右隣りは若き日の前川博司病院長。 前会長のガスコインさんが来日。協会の玄関で記念撮影。右隣りは若き日の前川博司病院長。
 
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	- 昭和36年9月
- 我が家のペット自慢  「我が家のペット自慢」で審査委員を務める。左から戸川幸夫、高島春雄、関谷昌四郎、斎藤弘吉各氏。 「我が家のペット自慢」で審査委員を務める。左から戸川幸夫、高島春雄、関谷昌四郎、斎藤弘吉各氏。
 
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	- 昭和39年9月
- 第15回動物愛護週間開催  本協会主催の第15回動物愛護週間(於・上野動物園)にてあいさつをする林寿郎上野動物園長 本協会主催の第15回動物愛護週間(於・上野動物園)にてあいさつをする林寿郎上野動物園長
 
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	- 昭和48年11月
- 法律制定  「動物の保護及び管理に関する法律」の制定記念祝賀会であいさつをする加藤シヅエ理事長(全日本動物愛護団体協議会会長) 「動物の保護及び管理に関する法律」の制定記念祝賀会であいさつをする加藤シヅエ理事長(全日本動物愛護団体協議会会長)
 
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	- 昭和50年3月
- メキシコ闘牛反対のデモ行進  メキシコ闘牛の輸入公開に反対して、霞ヶ関の官庁街をデモ行進する。同年9月、総理府総務長官が「闘牛は中止させる」旨を言明。 メキシコ闘牛の輸入公開に反対して、霞ヶ関の官庁街をデモ行進する。同年9月、総理府総務長官が「闘牛は中止させる」旨を言明。
 
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	- 昭和60年11月
- 厚木動物メモリアルパーク 
 建設 動物愛護精神を広く社会に普及させるシンボルとして「厚木動物メモリアルパーク」を建設。併せて登録博物館の許可を得た。平成3年、民間に譲渡。 動物愛護精神を広く社会に普及させるシンボルとして「厚木動物メモリアルパーク」を建設。併せて登録博物館の許可を得た。平成3年、民間に譲渡。
 
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	- 平成6年9月
- 動物愛護週間中央行事開催  動物愛護週間中央行事において、あいさつをする小山敦理事長(中央行事実行委員長) 動物愛護週間中央行事において、あいさつをする小山敦理事長(中央行事実行委員長)
 
| 平成7年 | 阪神大震災の発生に際し、現地動物救援本部に呼応するように「東京本部」を立ち上げ、支援を行う。 | 
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| 平成8年 | 阪神大震災を教訓に「緊急災害時動物救援本部」を設置し、不測の事態への備えを図る。 | 
| 平成10年 |  理事長に中川志郎(元上野動物園長)就任。 同時に、動物愛護週間中央行事実行委員長ならびに緊急災害時動物救援本部長に就任。 本協会創立50周年記念式典を開催。功労者を顕彰するとともに、「動物愛護のいままでとこれから」と題したシンポジウムを開催。 | 
| 平成11年 | 第1回「賛助会員の集い」を開催(以降、毎年開催)。 「動物の保護及び管理に関する法律」が改正され、「動物の愛護及び管理に関する法律」として公布される。改正に際して、本協会は諸団体の中心になって活動した。 | 
| 平成12年 | 「動物愛護管理法」の改正を記念して、「動物愛護キャッチコピーコンクール」を開催する(以後、毎年開催)。 | 
| 平成13年 | 主務官庁が、総理府から環境省に移管される。 | 
| 平成17年 | 「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正され、政府による基本方針と地方自治体の動物愛護管理推進計画の策定が定められた。本協会は、この改正法の普及と実効をめざして、“民の力の結集”と“民と官の協働”を図る。 | 
| 平成20年 | 本協会創立60周年を迎え、特別記念事業の一環として「日本動物大賞」を創設。動物愛護に係わる著しい功績を残した動物、人、団体を顕彰し、動物愛護活動を国民運動に発展させる契機とする。 | 
| 平成24年 | 4月1日公益財団法人に改組。 理事長に菅谷博(茨城県自然博物館長・元上野動物園長)就任。 | 
| 平成25年 | 理事長に杉山公宏(元日本獣医畜産大学(日本獣医生命科学大学)学長)就任 | 
| 令和元年 | 理事長に田畑直樹(前葛西臨海水族園園長)就任 | 





