Q12-1 「SFTS」ってどんな病気?

SFTSとは

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)は、ウイルスを持ったマダニに刺されることで感染する病気です。
猫や犬などの動物だけでなく、人にも感染し、重症化することもあるため、正しい対策が必要です。
現在、西日本から関東、東北、北海道と全国的に感染が確認されており、アウトドアやレジャー、農作業、庭仕事など、日常生活でも注意が必要となっています。

どのように感染する?

●マダニに刺されることによる感染

草むらや藪、公園、庭、空き地など、屋外の身近な場所に生息するウイルスを持ったマダニが、人や動物の皮膚に付着して吸血する際に、ウイルスが体内に入ります。
約2~3mmのマダニが数日から2週間程度吸血を続け、最大約2cmにまで膨らむことがあります。

遊歩道

●感染した動物の体液との接触

SFTSを発症している動物や人の血液、唾液、涙、鼻水、尿・便、嘔吐物などが、傷口や目、口など粘膜に触れることで感染する可能性があります。

症状

●猫の症状

  • 元気がなくなる
  • 発熱
  • 黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)
  • 食欲低下、嘔吐、下痢
  • 白血球や血小板の減少

急激に重症化して数日で命を落とすケースもあるため注意が必要です。

マダニ

●人の症状

感染後6日~2週間ほどで次のような症状が出ることがあります。

  • 38℃以上の発熱
  • 強い倦怠感
  • 食欲低下、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛
  • 頭痛や筋肉痛
  • 急激な体調悪化

高齢者は特に重症化しやすい傾向があります。

※現在、SFTSのワクチンや特効薬はありません。そのため、マダニに咬まれない対策がとても重要になります。
マダニに刺された可能性がある場合や、体調の悪い動物に触れた後に発熱などの症状が出た場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

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