事前準備
猫を捕まえる前にすること
1.自治体(保健所)に「地域猫活動」についてどう対応しているか聞いてみましょう!
- ●助成金、啓発チラシ、捕獲器貸出し、猫に関する苦情対応etc.
- ●力を入れているところ、力を入れ始めているところもあるので大いに活用をして、連携をとる。(そうでない場合は、「ぜひ活動を推進してほしい」と声を届ける!!!)
- ※動物愛護団体や獣医師会などの助成金、動物病院のキャンペーンなども調べてみる。
2.不妊去勢手術をしてくれる動物病院を探しましょう!
- ●飼い猫以外は受け付けていない病院もある。
- ●送迎可能エリアに不妊去勢手術専門病院はあるか探してみる。
- ●近隣の動物病院に問合せ、相談をしてみる。
ポイント:費用、手術可能な月齢(体重)、予約~手術後お迎えまでの流れや注意点、
預り中にしてもらう処置(耳カット、寄生虫駆虫、他)etc.
3.捕獲地域の情報収集&活動のお知らせをしましょう!
頭数、性別、手術の有無、特徴、外飼い猫etc.
飼い主のいない猫を増やさない為にTNRを実施しようとしていることを伝える。
- ●猫に困っている人…困っていることを丁寧に聴く。
- ●エサをあげている人…正しいエサやりマナーを伝える、猫情報を聞く。
- ●飼い猫を外に出している人…室内適正飼育のお願い。
- 誤って飼い猫を捕獲しないよう注意!!
- ●あわせて、チラシなどを使って「地域猫活動」の趣旨を理解してもらう。
- ●協力のお願い:手術費用のカンパ、捕獲器を置かせてもらう、運搬、最寄りの交番に挨拶etc.
- 地域のまとめ役にもお知らせし協力者を募る。
4.準備する物!
- ●捕獲器…猫や人にとって安全なものを選ぶこと。
- ●フード・おやつ…捕獲までに慣らす用、捕獲時に仕掛ける用。
- ●ペットシーツ・新聞紙…捕獲器の内側や外側に使用。
- ●大きめの布…捕獲器を包める、または覆えるもの。
- ●園芸用ワイヤー等…捕獲後に捕獲器が開かないように止められるもの。
- ●キャリーケース・洗濯ネット…状況により必要な場合あり。その際には洗濯ネットは必須。
5.動物病院に予約しましょう!
- ●事前に相談したことを踏まえて、手術の予約を入れる。
- ●手術をした目印として、耳先をカットしてもらう。
- ●捕獲日や移動時間を考慮し、余裕をもった予定を立てる。
6.捕獲実施のお知らせをしましょう!
- ●近隣に捕獲実施予定日を知らせるチラシを作り、地域にポスティングをする。
- ●誤って手術をしない為に、飼い猫は外に出さないよう記載する。
- ●エサやりさんへ、捕獲前はエサを与えないでもらうお願いをする。
- ●最寄りの交番にもお知らせをする。※ 状況によっては3の内容と合わせてもよい。
※合わせて Q3(事前準備段階) も参考にしましょう