Q2-2 冬の猫ハウスの作り方
冬の寒さから猫を守れる猫ハウスの作り方
防水で保温性のある発泡スチロールがおすすめです
寒さから身を守れるようにしてあげることが重要です。雨風の影響を受けて中が濡れたり、風が入らないように工夫し、防寒対策を施しましょう。
夏ハウスに、段ボールや温かい毛布などの防寒対策をプラスして、利用する人も多いようです。
◆発泡スチロールを使った一例
【材料】
●発泡スチロール 1個 ※2段にする場合は2個
(必要最小限のサイズ:蓋つき。幅40cm×奥行30cm×深さ20cm)
※スーパーや魚屋など無料でもらったり購入したりしてください。
●ガムテープ
●養生テープ
●段ボール
●ジョイントマット(または厚めの発泡スチロール板)
●発泡スチロールカッター(無ければカッター)
●適当な厚めのビニール袋
●1.5L以上のペットボトルにお湯を入れて布でくるんだもの
●タオルや毛布
毛布は濡れると乾きも悪くカビが生えるため、衛生面に気をつけてあげましょう。
※アルミの保温シートも効果的。毛布は1週間に何回か交換して清潔を保つ。
※猫が濡れた体で入る場合もあるため、毛布よりも藁を敷く方がよいとの説もあり。
【作り方】
①出入口を作る。カッターで15cm×15cmの四角にカット。
あまり大きいと暖気が逃げてしまいますが、猫の体格にあわせて調節してください。
発泡スチロールカッターが切りやすくおすすめです。
カット部分には、発泡スチロールを猫が食べないようにガムテープを貼ります。
②カットした部分に風よけの透明カーテンをつけます。
適当な厚めのビニール袋に縦に切れ目を入れてガムテープで固定します。
③中を段ボールで囲い、毛布やタオルを入れます。1.5L以上のペットボトルにお湯を入れ、布でくるんで入れてあげてもOK。
アルミの保温シートも効果的です。毛布は1週間に何回か交換して清潔を保つ。
④冷気は下から上に上がるため、猫ハウス自体を台の上に設置するか、下にジョイントマットや発泡スチロールの板を置きます。出入口は雨が入らない向きにしましょう。(壁側を入口にするなど)
⑤上に重りを置いて風で飛ばされないようにしたら完成。
※発泡スチロールを2個組み合わせて使うと高さが出て広くなります。
その他の防寒対策
●様々なものを利用したハウス…作り方やお写真募集中!
●ペットボトルにお湯を入れ、タオルなどで直に触れないように湯たんぽとしてハウスに入れる。
●簡易カイロは酸素で発熱するため、ハウスの形状によっては危険性があるので使用には注意が必要。
●布製のハウスや段ボールで二重にしたり、フリースや体温で保温効果がある素材の毛布などをいれる。