Q12-2 地域猫活動で特に注意したい場面
地域猫活動では、日常的に屋外で猫と関わるためSFTSへの注意が必要な場面がありますが、「地域猫活動が特別危険」というわけではありません。
正しい知識を身につけ、基本的な注意点を守って過度に怖がることなく安全に活動を続けましょう。
活動中に気を付けたいこと
身を守る基本的な対策を習慣化しましょう
特に活動中は「直接触れない」「しっかり防護する」を基本に以下を心がけましょう。
ご自身の体調がすぐれない時や、免疫が低下していそうなときは活動を控えることが大前提です。
●服装でガード
- 長袖・長ズボン(袖口や裾は中に入れ込んでマダニの進入を防ぐ)
- 手袋・ゴーグルの着用
- 首にタオルを巻くかハイネックを着て肌の露出をなくす
- 虫よけスプレーを衣服に噴霧する(動物にかからないよう注意!)

●活動中
活動中に屋外環境でマダニが付着するリスクのほかにも、捕獲器やケージを運ぶ時、またエサやり・トイレ清掃などのお世話をする時は、活動者が咬傷やひっかき傷を負ったり、唾液や排泄物などが付着したりするリスクが高い場面です。
- 厚手の手袋を着用し、手に傷がある状態での作業は避ける
- 可能であればTNRの際や、日常的にお世話をする猫には定期的にノミ・ダニ予防薬(獣医師処方)を使用する
- 触れる猫は、ブラッシングをしたり毛をかき分けてマダニが付着していないかチェックする
●活動後のケア(エサやり・清掃・捕獲作業が終わったら)
マダニは、公園、空き地、民家の庭、植え込み、河川敷など身近な環境にも生息しています。
知らないうちにマダニが付着していることがあります。
- 活動後は服や体にマダニが付いていないか確認する
- ガムテープなどを利用し衣服に付いたゴミやホコリ(マダニ)を除去する
- 帰宅後は早めに手洗い・入浴・着替えをする
もし、マダニを見つけたら…
●自分の体にマダニをみつけたら
自分で除去したり潰したりせず、速やかに皮膚科を受診しましょう
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●猫の体にマダニを見つけたら
自分で除去したり潰したりせず、動物病院に相談しましょう
- 自己処理をすると口器が皮膚内に残ってしまい、炎症や感染症リスクが高まるので避ける
- 無理に取ろうとすると猫が暴れて咬傷やひっかき傷のリスクも高まる
- 可能なら予防と駆除のためにノミ・ダニ予防薬(スポットタイプ/獣医師処方)を使用する
●体調の悪そうな猫を見かけたら
弱っている猫ほど、人への感染リスクが高い場合があります。
- ぐったりしている
- 高熱がありそう
- よだれや出血、鼻水がある
- 嘔吐や下痢をしている
- 食欲がなく、動かない
このような様子が見られる場合は、不用意に素手で触ったり、顔を近づけたりせず、手袋を着用し対応を慎重に考える。
●体調の悪そうな猫を動物病院に連れて行くときの注意点
必ず事前に連絡を
受診前に必ず動物病院へ連絡を入れ、「地域猫として屋外で生活している猫であること」、「どのような体調不良か」を伝える
SFTSは医療現場でも適切な対応が必要になるため、事前連絡や情報共有が重要です。
移動時
- 素手で触らず必ず手袋を着用し、タオルで包むようにする
- 咬傷、ひっかき傷にはくれぐれも注意する
- 怯えて暴れると、咬傷・ひっかき傷のリスクが高まり、結果として感染の可能性も高くなるため、無理に触ったり抱いたりしない
- 洗濯ネット、キャリーケースを利用して逃走防止を徹底する
帰宅後の注意
- 速やかに手洗い・消毒を徹底し、服を着替える
- その後10日~2週間ほどは、ご自身の体調に異変がないか、注意して過ごす
- 体調に異変があれば、早めに医療機関へ相談
その他日常生活で気を付けたいこと
住宅地で見かける野生動物(タヌキ・アライグマ・ハクビシンなど)はマダニを付けている可能性が高く、同じ場所を通ることで、地域猫から人や飼育動物へと感染が広がる可能性があります。
マダニの活動時期は春から秋が活発ですが、冬でも活動しているため、1年中の対策が必要です。
●飼い猫の接触リスクについて
屋外に出ると
- マダニに刺される
- 地域猫や野生動物と接触する機会が増える
その結果、飼い主が気付かないまま家庭内へマダニを持ち込む可能性が高まります。
飼い猫を守るためにも、「完全室内飼育」を徹底しましょう。
定期的なノミ・ダニ予防薬(獣医師処方)の使用や体のチェック(耳、首、脇、指の間)、ブラッシングなどをしましょう。
●飼い犬について
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草むら、河川敷、山道や遊歩道etc. 犬の散歩コースにも、マダニは生息しています。 |
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